設計図面は分からないと敬遠せずまず作成のプロセスを知りなさい
設計図面とは、外観のデザイン、間取りプラン、内装や外装の仕上げ、設備など、家を建てる際に必要なあらゆる情報をまとめたものだ。線や数字で書かれているので、専門知識がないと分かりにくいことは否めない。しかし、設計図面はいわば「家族の要望」「家族の夢」の結晶。希望条件がきちんと反映された設計図面になっていないと、できあがりが予想と全然違ったりする。設計図面はまた、工事金額を計算する根拠となるもの。工事請負契約書に添付される設計図面がいい加減だと、予算のトラブルになる。設計図面を十分につめてからでなければ、正確な工事金額は出ないし、金額が妥当かチェックすることも無理。だからこそ、「契約だけ先に」というのは危ない。さらに、設計図面は、大工をはじめさまざまな職人が工事を進めるための説明書。内容があいまいだったり間違っていたりすると、工事ミスにつながる。そのため、必要な図面がちゃんと揃っており、かつ正確で分かりやすいものでなければならない。実際には、図面を渡されても「わからない」といってあまり見ない施主の方が多い。確かに、ばらばらに見ても分かりにくいが、それぞれのポイントを重ねて見ていくと家の姿が浮かび上がってくる。まず、設計図面ができるプロセスを理解しておく。いきなり細かい図面ができるわけではなく、おおまかなイメージ(基本計画)から次第に詳しいもの(基本設計図、実施設計図)へとステップを踏んでつくられる。この順に沿って図面を受け取り、設計者から説明を受け、分からない点は遠慮せず質問することが大切だ。
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